愛知県稲沢市と1987年(昭和62)8月22日に姉妹都市提携を締結したギリシャのオリンピア市(アルヘア・オリンピア市)の訪問団が2023年2月2日(木)から稲沢市を訪問、同日午前市役所を表敬訪問した。
今回縁深い稲沢市を訪れたのは、ゲオルギオス・ゲオルギオプロス・オリンピア市長をはじめソティリオス・パパイリウ・オリンピア市議会議長、そしてエフティミオス・コジャス・前オリンピア市長の3名からなる訪問団。3日(金)に開催される1200年以上の歴史を持つ「国府宮はだか祭」に合わせて訪日したゲオルギオプロス市長らは、2日(木)稲沢市役所を訪問、加藤錠司郎・稲沢市長らとともに30年以上に渡る両市の長年に渡る確かな絆を改めて確認した。
姉妹都市提携だけでなく、稲沢市は東京2020オリンピック・パラリンピック大会でギリシャのホストタウンとしても様々な活動を実施。2021年4月5日(月)稲沢市内で行われた東京2020オリンピック大会の聖火リレーには、当時のカキュシス駐日ギリシャ大使が稲沢市の聖火ランナー第2走者として、「国府宮はだか祭」の行われる尾張大國霊神社から続く参道を出走した。
また、オリンピア市訪問団は同日2日(木)午後から市内祖父江生涯学習センター「ソブエル」で開催された稲沢市立祖父江中学校2年生との交流会に出席。訪問団からオリンピア市の紹介が行われたほか、祖父江中学校の生徒より稲沢市の紹介をはじめ、日本の遊びや琴の演奏、合唱が披露された。