アテネ・国立美術館向かいに植樹された樹齢1,500年のオリーブの樹

写真奥に見えるのが国立美術館

2015年(平成27)から、ギリシャ・アテネの国立美術館とヒルトンホテルの向かいには、樹齢1,500年のオリーブの木が植樹されている。この樹はペロポネソス半島北部からアテネに運ばれ、首都アテネの様々な場所に植えられた樹齢700年から1,500年の4本のオリーブの樹のうちの一つで、こうして運ばれたすべてのオリーブの樹は新たに敷設されたコリントス‐パトラ鉄道の沿線から運ばれている。鉄道会社はアテネ農業大学と協力し輸送計画を構築、これらの樹をアテネに輸送した。

写真のオリーブの木は重さ約11トンの大木で、アハイア県のエレオナス村から運ばれたもの。エレオナス村は広大なオリーブ畑があることで知られている。

オリーブの樹の左側には1994年に設置された「走者(Δρομέας)」のモニュメントがある

Photos © GreeceJapan.com

永田 純子
永田 純子
(Junko Nagata) GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbywebの共同創設者。

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