2021年12月14日(火)東京・水天宮のロイヤルパークホテルで、様々ないけばなの流派と各国大使夫人らが集ういけばなの祭典「いけばなインターナショナルフェアー 2021」がマリア・デ・ファティマ・シャビエール駐日アンゴラ大使夫人をフェア委員長に迎え華やかに開催された。
高円宮妃久子殿下が名誉総裁を務められるいけばなインターナショナルは、いけばなの素晴らしさと日本文化の紹介を通じ、相互理解と友好の輪を世界に広める趣旨で1956年東京に設立されたもの。会員のボランティア活動で運営され、1969年には非営利の団体として外務省から社団法人の認可を受け、2012年7月からは一般社団法人化。現在世界44の国と地域に140の支部・約6,430人の会員を擁している。
いけばなインターナショナル東京支部が毎年主催する「いけばなインターナショナルフェア」は、支部の年間行事の中でもっとも大きな慈善活動行事であり、各流派の家元の作品が一堂に会する展示をはじめ、各国の工芸品や食品が展示販売されるインターナショナルバザールほか、毎年様々なプログラムが企画されている。

今回のいけばなインターナショナルフェア2021では、名誉総裁の高円宮妃久子殿下ご臨席の中、林裕子外務大臣夫人、坂田展子・いけばなインターナショナル本部会長、主催者の片野順子・いけばなインターナショナル東京支部長、各国大使夫人ほか関係者が列席。新型コロナウイルス感染対策を徹底し行われたイベントでは、前回2019年フェア委員長を務めたイオアナ・ハリクリア・ヤナカル駐日ギリシャ大使夫人がインターナショナルバザールに参加。コンスタンティン・カキュシス駐日ギリシャ大使も駆け付ける中、精力的に豊かなギリシャの物産を紹介した。
・GreeceJapan.com過去記事:いけばなインターナショナル
[ いけばなインターナショナル2021 各流派家元によるいけばな作品 ]
photos: Junko Nagata © GreeceJapan.com