
2018年東京マラソンでフィニッシュしギリシャ国旗を掲げるフロニス氏 Photo: GreeceJapan.com/Junko Nagata
世界的な新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、昨年2020年の開催が中止された世界最高峰のウルトラマラソン・スパルタスロンが2021年9月24日(金)・25日(土)に開催されることが決定した。
紀元前490年にフィディッピディスが辿ったギリシャのアテネ-スパルタ間の246kmを、制限時間の36時間以内に走り抜ける世界で最も過酷なウルトラマラソンのひとつであるスパルタスロンでは、毎年日本人ランナーが外国人参加者の中で最も多くの出走者を記録しており、2018年には日本の石川佳彦が22時間55分13秒のタイムで優勝する等、マラソンを愛する日本人にも縁ある大会として知られている。

2018年マラソンEXPO会場でのフロニス氏 Photo: GreeceJapan.com/Junko Nagata
紀元前からの歴史を胸に刻みつつ、数々の困難を克服し開催されることが決定した2021年のスパルタスロン-その象徴ともいうべき大会ポスターのビジュアルに、スパルタスロン史上ギリシャ人ランナー最高齢であり、2017年に34時間51分20で、また2019年に35時間51分21で二度の完走を果たした現代に生きる伝説のランナー、ディミトリス・フロニス氏が採用された。
今年70歳を迎えるディミトリス・フロニス氏は2018年に開催された東京マラソンに参加。毎年東京マラソンに参加するギリシャ人ランナーを追い続けているGreeceJapan.comに対して、その得難い体験を出走前・出走後にインタビューとして語っている。
・GreeceJapan.com「東京マラソン2018・独占インタビュー:ディミトリス・フロニス」
・GreeceJapan.com「東京マラソン2018を走ったギリシャ人たち:アリガトウ、トウキョウ!-独占インタビュー」