2020年東京五輪のギリシャのホストタウン・埼玉県三郷市で昨年2020年に市内の中学生37人が作成したSEGAS(ギリシャ陸上競技連盟)とその所属選手に向けた応援・歓迎のメッセージボードが、2021年1月13日(水)アテネのSEGASオフィスでイオアニス・クチオラス・ギリシャ陸連ヘッドコーチと女子短距離選手のマリア・ベリバサキ氏に受け渡された。
2016年6月にギリシャを相手国とするホストタウンに選出されて以来、様々なイベントでギリシャと交流を続けて来た三郷市には、2019年7月31日(水)クチオラス・SEGAS(ギリシャ陸連)ヘッドコーチがギリシャ代表のオリンピック事前キャンプ誘致活動の一環として視察のため訪問。同年11月25日(月)には市の招へいの努力が実を結び、三郷市とSEGASとの間で東京2020大会に係る事前キャンプ基本協定が締結されている。
GreeceJapan.com過去記事「Tokyo2020:クチオラス・ギリシャ陸連ヘッドコーチ、三郷市を視察」
昨年市内の中学生らが作成したSEGAS(ギリシャ陸連)に向けたメッセージボードに自らの想いを添えた木津雅晟・三郷市長は「これまでギリシャと日本の交流について取り組んでまいりました。東京2020大会における事前キャンプについては、現状の課題などの解消に向けた取り組みを含め準備を行っているところであり、市民を代表した市内の中学生のメッセージで気持ちが伝われば幸いです」とコメント。
また、メッセージボードをアテネで受け取ったクチオラス・SEGAS(ギリシャ陸連)ヘッドコーチは「たくさんのメッセージをいただきありがとうございました。とても嬉しいです。今年の夏、日本で皆さんとお会いできることを願っています」とオリンピックに向けた意気込みを語った。
photos: 三郷市