東京2020オリンピック・パラリンピック大会でギリシャのホストタウンに選出されている埼玉県三郷市の市内6か所すべての公立保育所で、11月13日(金)ギリシャ料理給食が提供された。
今回のギリシャ料理給食の提供は、開催まで一年を切った東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、ギリシャとのホストタウン交流の一環として行われたもので、三郷市がギリシャのホストタウンであることを地域にPRすると共に、子どもたちがギリシャの食に触れ、ギリシャへの興味・関心を深めることを目的としている。同市では2017年・2018年にも市内の保育所でギリシャ料理給食が提供されている。
13日の給食では園児が自作したホストタウン交流ランチョンマットや花瓶等で飾り付けられた会場の中で、クルーリー(パン)、サヴォロ(揚げ魚のギリシャ風マリネ)、スジュカキャ(ギリシャ風ハンバーグ)のチーズ焼き、みさと小松菜スープ、みかんのほか3時のおやつとしてフルーツギリシャヨーグルトが提供。保育所のうち三郷市立彦成保育所には木津雅晟三郷市長が訪れ、園児とともにギリシャ料理を楽しんだ。
彦成保育所を訪れた木津市長は園児に向けてギリシャ語で「ヤーサス(こんにちは)」と挨拶。園児も「ヤーサス」と元気よく返事をしたほか「エフハリスト(ありがとう)」等、園児が本で調べたギリシャ語で市長を歓迎。その後ギリシャの遊びや歌を披露した。食後には代表の園児が、自分たちで作ったフォトフレームに参加者全員で撮影した集合写真を入れ市長に手渡した。
同保育所・年長の北澤琉希(きたざわ るき)さん(6歳)は「ギリシャのパンやスープがとっても美味しかった」と給食の美味しさについて答えたほか、川宿田結七(かわしゅくだ ゆいな)さん(5歳)は「ギリシャの歌や遊びをいっぱい練習して、ドキドキしていたけれど、とても楽しかった」と答えた。
三郷市立彦成保育所の園児が自分で調べたギリシャ語で挨拶する様子をとらえたビデオはこちらから!
Video: 三郷市