2020年9月16日(水)から9月27日(日)まで、都内各地とインターネット上で開催される短編映画の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020 (SSFF & ASIA 2020)」でスウェーデン出身のギリシャ人監督ニコラス・コロボスの作品『人差し指(原題:INDEX)』が上映される。
世界110以上の国と地域から集まった約5,000本の中から、選りすぐりの約200作品を上映する今年のSSFF & ASIA 2020は映画祭テーマを「ボーダレス」から「(ニュー)ボーダレス」に変更して、ショートフィルムを通じて、新しい時代の「(ニュー)ボーダレス」な表現の形を立ち上げようとの思いで開催されるもの。
1973年スウェーデン出身のコロボス監督は映画監督、脚本家、劇作家として活躍。これまで短編「Peter’s Room (2010)」「I Am Gay (2008)」をはじめ様々な作品を発表ししており、今回選出された『人差し指』ではギリシャのAthens International Film Festival 2019で最優秀オリジナル脚本賞を獲得するなど数々の賞に輝いている。
コロボス監督作『人差し指』は特別上映プログラムのひとつである「戦争と生きる力プログラム supported by 赤十字」の全12作品のひとつとして、オンライン配信限定で上映される予定。
[ あらすじ ]
ダナの一家は戦火から逃れ、ヨーロッパを目指す。一家を密航させる船の出発が迫る中、トラックの荷台から降りることを拒否する息子のアラン。ダナは息子に近寄り、人差し指が穴から抜けないことに気づく。ダナの下した決断とは…。
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020:戦争と生きる力プログラム supported by 赤十字 プログラム詳細