ドーハからアテネ国際空港に到着した12名に新型コロナ感染を確認:うち1名は日本人

6月2日(火)にカタール・ドーハからギリシャ・アテネのエレフセリオス・ヴェニゼロス国際空港に到着したカタール航空の便に搭乗の91名の乗客から12名に新型コロナウイルスの陽性反応が確認された。

ギリシャ市民保護省の発表によれば、12名の陽性者の内訳は次のとおり。

1.日本国籍を有するギリシャ‐日本人家庭の1人
2.パキスタン国籍でギリシャの在留資格を有する9人
3.ギリシャ国籍を有しオーストラリアから渡航した2人

ギリシャ政府の2日時点の措置に基づき、航空便を利用してギリシャに入国するすべての乗客は新型コロナウイルスの感染の有無を確認するPCR検査の結果が出るまで宿泊施設等での隔離が義務づけられており、陽性反応が出た場合は14日間、それ以外の者は7日間の隔離が必要。今回1回目の検査で陰性の結果が出た者については、7日後に再度検査が実施される予定。

なお6月15日(月)まで、カタール~ギリシャ間を発着する航空便は全便が運休となる。

6月3日(水)時点のギリシャ国内の新型コロナウイルスの感染者数は計2,937人、死者は計179人。

 

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