Tokyo 2020:日本オリンピックミュージアムに見るギリシャ

GREEK

2020年東京オリンピックの聖火採火式まであと2日。世界中が待ち望んだ祭典がいよいよ幕を開けようとしている。この機会に東京・新宿に2019年9月14日開館した日本オリンピックミュージアムをご紹介したい。

今年7月24日(金)開会式が行われる新国立競技場を目の前に臨むJAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREに開館したミュージアムは2階構成。中でも2階有料エリアには各大会の聖火トーチをはじめ貴重な所蔵品を展示。そこにはオリンピック発祥の地・ギリシャに関連した資料も数多く展示されている。

新型コロナウイルスの影響を鑑み、2月27日(木)から臨時休館していたこのミュージアムも6月23日(火)より事前予約制で再開される。30分ごとに定員60名の予約受付、入館となり、観覧時間は1時間以内に制限。予約は専用の予約サイトからのみ受け付ける。

入口の「イントロダクション」:古代オリンピックの様子やオリンピックの起源が描かれている

「日本とオリンピック」ゾーン:写真は1964年東京大会の聖火採火式の巫女アレカ・カツェリ
「日本とオリンピック」ゾーン:写真は1964年東京大会の聖火トーチを掲げて走る第一走者のマルセロス。
「世界とオリンピック」ゾーン:オリンピックの起源をギリシャの歴史とともに紹介
「世界とオリンピック」ゾーン:各大会の聖火トーチ等を展示、間近で鑑賞できる
「世界とオリンピック」ゾーン:ギリシャ・オリンピアのヘラ神殿での採火式の映像を見ることができる
1896年ギリシャで開催された第1回近代オリンピックのメダル(左)
2004年アテネ大会のトーチ(中央)
ギリシャ語版「オリンピック讃歌」の楽譜
ヘッドホンで「オリンピック讃歌」を聴くことができる
時代の空気を色濃く映した美しいオリンピック各大会のポスター

右のモニターでは各大会の詳細を検索することができる
戸棚にたたずむ2004年アテネ大会のキャラクター・アティーナ。もう一人のフィボスはどこに?

photos: Junko Nagata © GreeceJapan.com

永田 純子
永田 純子
(Junko Nagata) GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbywebの共同創設者。

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