2019年12月17日(火)東京・日本橋のロイヤルパークホテルで、様々ないけばなの流派と各国大使夫人らが集ういけばなの祭典「いけばなインターナショナルフェア2019」が開催された。
毎年各国大使夫人の中から選ばれるフェア委員長にはギリシャの駐日大使夫人イオアナ・ハリクリア・ヤナカル氏が就任。会場にはギリシャをイメージした草月流・渡辺美代子氏による作品が会場入口に飾られ、続く展示会場では各いけばな流派の家元の手になる美しい作品の数々が披露された。
会場にはいけばなインターナショナル名誉総裁の高円宮妃久子殿下が臨席。ヤナカル委員長、いけばなインターナショナル東京支部代表の片野順子支部長らとともにテープカット。フェアの開催を祝した。
久子さまは展示された作品を制作した家元らの解説に熱心に耳を傾けながらひとつひとつ丁寧に観賞された後、ギリシャをはじめとした参加各国や各団体によるチャリティ会場のブースを訪問された。
またフェア会場では文化プログラムのひとつとしてギリシャの伝統舞踊が披露され、久子さまをはじめヤナカル委員長、片野支部長、安倍昭恵首相夫人、茂木栄美外務大臣夫人、河野香防衛大臣夫人らが列席、集まった来場者とともに美しい民族衣装に身を包んだ踊り手による伝統舞踊を楽しんだ。
フォトレポート
photos: Junko Nagata © GreeceJapan.com