朝から生憎の雨模様だった映画祭会場の六本木周辺。集まった取材陣とスターを待つファンが見守る中、幸運にも雨があがり、無事東京国際映画祭名物の「グリーンカーペット」が開催されました。映画祭に参加する俳優、監督、プロデューサーたちは、六本木・けやき坂に敷かれた再生ペットボトル製の当映画祭名物「グリーンカーペット」の上を美しい衣装と微笑みで歩み、時にはサインをし、またパフォーマンスをしながら沿道に集まった人たちを沸かせました。
今日集まった報道陣は約640人。沿道では5,000人に上る観客たちがグリーンカーペット上を歩く400人の芸術家たちへ熱い視線を送りました。
「J.A.C.E.」監督のメネラオス・カラマギョーリス氏は東京国際映画祭チェアマンの依田巽氏と公益財団法人ユニジャパン代表理事・理事長の高井英幸氏とのフォトセッション後、微笑みながらゆっくりとグリーンカーペット上を歩みました。
監督はGreecejapan.comに対し
「今回が私の初めての日本への旅です。東京という都市の大きさに驚いています。残念ながら今回は日本各地の美しい名所を訪ねる時間がありませんが、「Black Out」に続く私の長編第2作「J.A.C.E.」を日本の皆さんに観ていただけることが何よりも楽しみです。」と日本の印象と映画祭について語りました。
上映は会期中24日(月)と27日(木)の2回開催されます。
また、24日にはカラマギョーリス監督、27日には監督と主演のアルバン・ウカズ氏による上映後の舞台挨拶とQ&Aが予定されています。