
ギリシャ陸上連盟(SEGAS)は11日(金)公式ウェブサイトで、2020年東京オリンピック大会における陸上選手の事前キャンプ地として、ギリシャのホストタウンの一つである埼玉県三郷市を選出したことを明らかにした。
ギリシャ陸上連盟(SEGAS)の発表によれば、陸連の所属選手らは2020年7月10日から7月15日の間に三郷市入り。選手村にすべての機材が搬入されるまでの期間、選手村から15km、新国立競技場から30kmの距離にあり、交通の便に恵まれ医療施設、宿泊施設、トレーニング設備が整った三郷市で事前キャンプを行うことで、来る大会に向け万全の態勢で備える予定という。

今回の決定に先立って、今年7月31日(水)にはギリシャ陸上競技連盟(SEGAS)のイオアニス・クチオラス・ ヘッドコーチが視察のため三郷市を訪問。市内の医療施設をはじめ昨年2018年6月に完成した三郷市陸上競技場(セナリオハウスフィールド三郷)を始めとした市内各所の関連施設を視察し、ハード上のみならず、市民レベルでの歓迎ムードを高く評価し、ギリシャのトップアスリートを受け入れるに十分であると評価した。
GreeceJapan.comでは、みさとシティハーフマラソンをはじめ2020年東京オリンピックのホストタウンとして、スポーツをはじめギリシャの食、文化、言語に至るまで、あらゆる形で両国間の関係の向上に努めてきた三郷市の活動に密着し続けている。