Swedish Institute at Athens、Lund University、ARTEX textile research centre、そしてPiraeus Bank Group Cultural Foundationの4団体が2019年9月19日(木)から21日(土)までアテネで、9月22日(日)に19世紀絹産業で発展した地域として知られるギリシャ北東部のスフリで「Silk in Ancient Greece and its Resonance(古代ギリシャの絹とその共鳴)」と題した国際シンポジウムを開催する。
古代の布地に関する研究は現在考古学でも最も活発な研究が行われている分野のひとつ。その特性から保存が難しいものの、近年次々と発見されており当時の生活の様子を今に伝える貴重な情報を提供している。
古代ギリシャで最も一般的な繊維原料であったのは亜麻と羊毛だが、これに対してより印象的かつ高価な生地が作られてきた絹とは一体何であったのだろうか?
世界中の研究者らがアテネに集結、ギリシャの青銅器時代、古代アテネ、ローマ、ビザンチン、スカンジナビアまでを含む幅広い枠組みの中で新しい研究について議論・発表を実施。その後研究者らは「絹の街」スフリのシルク博物館を訪問、シルクベースのワークショップに参加する予定。
シンポジウムの詳細はこちらから:Piraeus Bank Group Cultural Foundation
シルク博物館Webサイト:Silk Museum