オリンピック・パラリンピック放送のホストブロードキャスター・オリンピック放送機構(OBS)が日本の大学に在学中の英語が堪能な学生を対象に有償の学生インターンを募集している。
オリンピック放送機構(OBS)は国際オリンピック委員会(IOC)に所属するオリンピック・パラリンピック放送のホストブロードキャスターとして、国際信号と呼ばれるテレビ・ラジオで放送されるあらゆるオリンピック放送の音声と映像を制作し、オリンピック中継を行う権利を持つ世界各国のライツホルダーである放送事業者に向けて配信している。
今回のプログラムはBTP(Broadcast Training Programme)と呼ばれるもので、オリンピック大会の開催国に引き継がれるレガシーの一環として、競技開始時間や放送内容の記録、放送機器のサポート、全世界から集まる放送局のスタッフのサポートなどを通じて、日本在住のあらゆる国籍の学生がオリンピックの放送に参加しながら放送分野における貴重なスキルを身につけることができるもので、これまでに30年以上の歴史と11,000人以上の学生が参加した実績を持ち、このプログラムをきっかけに放送業界に巣立ち、プロフェッショナルとして活躍する人材も少なくない優れたトレーニングプログラム。
トレーニングと業務は英語で行われる。また募集に応じた学生は、放送業界の専門家のもとで今年2019年10・11月に都内の大学をはじめとした各所で行われる合計3〜6日間のトレーニングを受講する必要があるほか、オリンピック期間中(2020年7月16日〜8月7日)に勤務可能であることが条件。なお、勤務期間はオリンピック開催前およびパラリンピック期間(2020年8月25日〜9月6日)まで延長可能な場合もある。
世界最大のスポーツイベントであるオリンピック・パラリンピックの放送の最前線で、業界屈指のプロフェッショナルたちから直接生きたテクニックを学び、一生忘れられない経験を得ることの出来るBTPに参加するチャンスをお見逃しなく!