2019年7月31日(水)ギリシャ陸上競技連盟(SEGAS)のイオアニス・クチオラス・ ヘッドコーチが視察のため東京2020オリンピックのギリシャのホストタウンである埼玉県三郷市を訪れた。
今回のクチオラス・ヘッドコーチの視察は東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向け三郷市がギリシャ代表の事前キャンプ誘致活動を行う中でギリシャ陸連の視察を受け入れたことによるもの。
31日(水)クチオラス・ヘッドコーチはまず市内の商業施設や医療施設を視察。その後訪れた市庁舎では木津雅晟・三郷市長をはじめ市職員や三郷市立彦成中学校の生徒らがクチオラス氏を歓迎、続いて行われた懇親会では6月のギリシャ語授業で彦成中の生徒がしたためたギリシャ語の手紙が手渡された。
その後一行は昨年6月完成した陸上競技場、そしてトレーニング場として利用される予定の市総合体育館をはじめとした市内各所を視察。視察終了後、東京都内でパルテニウ・駐日ギリシャ大使次席、川上修二・日本ギリシャ協会事務局長を招いて木津市長をはじめとする市幹部とともに開催された歓迎レセプションでクチオラス氏はGreeceJapan.comに対し「素晴らしい一日でした。ギリシャを愛する市民の方々に感動しました。三郷市の皆さんの力をお借りして、オリンピックで結果を残すための準備ができることを祈っています」と視察に対する印象を述べ、三郷市での事前キャンプ実現に向け前向きに考えていると語った。
Photos: Junko Nagata © GreeceJapan.com