Tokyo2020: 記念一万円金貨幣に相撲の神・野見宿禰とギリシャの女神がデザイン

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財務省は2019年6月18日(火)公式サイトで2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣のうち、第三次発行分の一万円金貨幣(1種類)、千円銀貨幣(4種類)及び百円クラッド貨幣(5種類)の計10種類の図柄を発表した。

このうち、オリンピック一万円金貨幣の表面には相撲の神として知られる野見宿禰(のみのすくね)とギリシャの女神がデザインされており、裏面には東京2020オリンピック競技大会エンブレムがあしらわれている。

一万円金貨幣に刻まれる野見宿禰とギリシャの女神の意匠は、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアム建設のため2014年11月に解体された旧国立競技場の壁画として親しまれていたもの。日本オリンピック委員会(JOC)によれば、この二つの壁画は取り外し後東京都足立区の秩父宮記念スポーツ博物館の倉庫に一時保存され、今年2019年完成予定の新国立競技場に移設される予定という。

金貨は重さ15.6グラム・直径26ミリの純金製。税込みの販売価格は122,223円(*2019年10月1日からの消費税率引上げに伴う価格)で4万枚の発行枚が予定されている。販売は独立行政法人造幣局からの通信販売のみで、申込予定時期は2019年11月1日(金)から3週間程度、発送は2020年3月頃からの予定。

財務省の発表によれば、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣は第1次から第4次まで4回に分けて全37種類が発行されるという。

 

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