欧州中央銀行(ECB)が2018年9月に公開した新たなデザインの100ユーロ札と200ユーロ札が2019年5月28日(火)から流通を開始する。
セキュリティ強化のため2013年に導入されたギリシャ神話の主神ゼウスに拉致されたフェニキアの王女エウロパ(ギリシャ語で「エヴロピ」)の絵柄を用いた新デザインは、同年5月に発行された5ユーロ札から始まり、10・20・50ユーロ札を経て、今回の2金種の発行をもって完結することになる。
今回採用される新100・200ユーロ札には、これまでのエウロペ・シリーズと同様の画期的な偽造防止技術に加え、サテライトホログラムという新しい技術も用いられている。