沖縄の風がいま、ギリシャ・クレタ島に―。クレタ島ハニア県カリベスの町の小学校で4月2日(火)クレタ島の伝統と文化が遠く日本のそれとめぐり合う素敵なイベントが開催された。
このイベントでは、クレタ島カリベス出身で現在沖縄でダンスフィットネス・OPA-CIZE(オパサイズ)を指導するエラスミア(ミア)・イリアキ氏が日本の小学校の教育制度と日本での日常生活について講演。参加者らにはミアみずから点てた日本のお茶が振る舞われ、ミアの息子で沖縄の小学校に通うレオニダスを交えて炭坑節をはじめとした日本の踊りを楽しんだ。
日本の踊りに続いて、イベントが行われた小学校のコンスタンディノス・パテラキス校長が17世紀のクレタ島出身の詩人ヴィチェンゾス・コルナロスの叙事詩「エロトクリトス」について講演、その一節を披露した。
ギリシャの文化・スポーツ省は今年2019年を「エロトクリトスの年」と定め、ユネスコの文化遺産への登録を目指した活動を続けている。
[ ミアと子どもたちの踊るビデオはこちらから! ]
[ クレタ島ハニア県カリベスの地図 ]
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