正教会における最も重要な祭礼の一つが、毎年1月6日に行われる「神現祭(Θεοφάνεια/セオファニア)」と呼ばれる祭礼だ。イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の洗礼を祝うこの聖なる日には、冬の冷たい海の水の中に投じられる十字架を得るためにギリシャ国内のあらゆる地域のみならず、世界各地で正教の信徒たちがこぞって海の中に飛び込む姿が見られることで知られている。
そんな聖なる一日を祝うため、アメリカ・ギリシャ正教会のデイヴィッド司祭が日本屈指のリゾート地沖縄のギリシャ正教の信徒らのために神現祭(Θεοφάνεια/セオファニア)を執り行った。
世界各地で行われたこの祭礼で冬の海に飛び込んだ勇者の中で最年少の8歳のレオニダス少年が、沖縄の海にデイヴィッド司祭が投じた十字架を手にした。
レオニダス少年はアメリカ人の父スコット・スミス氏、クレタ島出身のギリシャ人の母エラスミア(ミア)・イリアキを両親に持ち沖縄で日々を送っている。母エラスミア(ミア)はギリシャのダンスを取り入れたオーストラリア生まれのダンスフィットネス・ΟPA-cize とクレタ島仕込みのギリシャ料理を教えるレッスンを沖縄で主催している。
[沖縄の海で行われた神現祭(Θεοφάνεια/セオファニア)の様子(Video)]