イオアニス・ダグリス教授ギリシャという言葉を聞いた時、浮かんで来るのは青く澄んだ海と空、そしてパルテノン神殿をはじめとした古代遺跡ではないでしょうか。しかし、ギリシャの魅力はそれだけではありません。日本同様、四季それぞれに異なった魅力があるギリシャでは、秋もまた訪れるには素晴らしい季節なのです。
日本でも秋深まる今、アテネ大学で宇宙物理学の教授として教鞭を執りつつ、同大学天文台の責任者を務めるイオアニス・ダグリス氏がギリシャの秋の魅力を日本に伝えるため自ら撮影した美しい写真の数々をGreeceJapan.comの読者のために送ってくれました!
美しく紅葉したこの風景は、ギリシャ・フティオティダ県のサランデニア地方に広がる「ブナの森(ダソス・オクシアス)」と呼ばれる森。この森はまたヨーロッパのブナ自生地の南限としても知られています。森を抱く山は標高1,923メートルあり、ハイキングやトレッキングのためにギリシャだけでなくヨーロッパ各地から秋になると多くの観光客たちが訪れる人気のスポットです。
アテネから約250キロの距離にあり、車でならおよそ2時間半のこの「ブナの森」。ギリシャの新たな魅力を見つけることができるでしょう。
ギリシャの秋の魅力を知るダグリス教授はまた、日本を愛してやまないギリシャ人の一人です。かつて名古屋大学で客員教授として教鞭を執った経験をもち、日本の秋の美しさを知る教授ならではの美しい写真の数々をお楽しみください!
Photos © Ioannis Daglis
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