2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおけるギリシャのホストタウンの一つである埼玉県三郷市で、2018年7月28日(土)オリンピックの聖火トーチ展「想いをつなぐ炎~古代オリンピックから日本へ~」の開会式典が開催された。
午前10時から会場の三井ショッピングパーク・ららぽーと新三郷で開催された開催式典には、今回展示される36本のトーチとオリンピックの採火式で着用されたマリア・ホルス氏のドレスを提供したギリシャ・アテネ在住のコレクター、ストラトス・クリム氏をはじめ、木津雅晟・三郷市長ら三郷市の関係者らが参列。また9月末まで全国5か所で行われる今回のトーチ展を主催するギリシャ大使館から臨時大使代理のゲオルギオス・パルテニウ一等参事官、ディオニシオス・プロトパパス一等参事官・経済商務部部長が、開催に協力した日本ギリシャ協会から横山進一会長と川上修二事務局長が参加、特別展の開催を祝った。
特別展初日の28日は夏休みの週末とあって、会場には切れることなく数多くの家族連れが興味深そうに貴重なトーチを間近から鑑賞。透明の展示ケースに収められたトーチをあらゆる角度からじっくりと眺めて歓声をあげた。
式典後には式典で祝辞を述べた山野 均・埼玉県スポーツ局長、会場のららぽーと新三郷の中 俊和所長、共催者のトニー・アンドリオティス在日ギリシャ商工会議所会頭、そして次回トーチ展の会場であり、同じくギリシャのホストタウンである愛知県稲沢市から浅野隆夫・秘書広報課長が参加し懇親会が開催され、ギリシャのワインと三郷市の地酒「におどり」を楽しんだ。
開催式典・フォトレポート
photos: Junko Nagata © GreeceJapan.com