オリンピックの採火式が行われることで世界的に知られるギリシャのアルヘア・オリンピア市から広島までの果てしない道程を、ギリシャ人ジャーナリスト‐フォトグラファーのコンスタンディノス・ミツァキスが駆るホンダ・CRF250 Rallyが平和を祈念するために疾走するイベント「平和への道程2018(Δρόμος Ειρήνης 2018)」がこの夏開始される。
1945年8月6日に広島に投下された原子爆弾による悲劇から73年目を迎える今年、ミツァキス氏はアルヘア・オリンピア市のエフシミス・コジャス市長から広島市長へ託された記念品を携え、ホンダの魂が込められたバイクで遥かな日本を目指す。
6月11日(月)市役所の職員をはじめ市民が見守る中、アルヘア・オリンピア市庁舎前の広場を出発したミツァキス氏は、ギリシャ、ブルガリア、ルーマニア、モルダヴィア、ウクライナ、シベリア、モンゴルの各国を通過するおよそ15,800キロに及ぶ道程を経て2か月後の8月広島に到着、記念品を市長に手渡す予定という。
今回のプログラムは、ギリシャでホンダ車の輸入販売を手掛けるサラカキス社(Saracakis Brothers S.A.)の支援により実現したもの。