2020年の東京オリンピック・パラリンピックでギリシャのホストタウンに選ばれている埼玉県三郷市で建設が進められていた陸上競技場が完成し3日(日)関係者を招いて完成記念式典が行われた。
今回完成した陸上競技場は日本陸上連盟から第4種陸上競技場の認定を受けており、競技施設のほか夜間照明設備や大型映像装置などを備え、インフィールドではサッカー、ラグビーも行うことが可能だという。
今年2月には広島建設株式会社(千葉県柏市)とネーミングライツ・パートナー契約を締結し、愛称を「セナリオハウスフィールド三郷」としている。
3日(日)は夏を思わせる気温の中、会場には朝早くから来賓をはじめ多くの三郷市民が来場。県立三郷高校3年の小林美優さんの篠笛による演奏に続いて、木津雅晟・三郷市長がトーチを手に子供らと登場し式典がスタート。
木津市長の挨拶の後には、新陸上競技場への公認証授与式に続いて建設に携わった関係者へ感謝状の授与が行われ、三ッ林裕之・衆議院議員、山東昭子・参議院議員ら来賓、そしてホストタウンの相手国・ギリシャ大使館のディオニシオス・プロトパパス一等参事官・経済商務部部長が祝辞を述べ競技場の完成を祝った。

式典後に木津市長はGreeceJapan.comの読者に向けビデオメッセージで挨拶。ギリシャと三郷市との間でさらに関係を深めていきたいと抱負を語った。
記念式典フォトレポート
(*写真は式典の進行順。)
photos: Junko Nagata © GreeceJapan.com