歴史ある街並みと豊かな自然で近隣のヨーロッパ諸国のみならず世界中から観光客が集まるギリシャ北部の大都市・テサロニキ市に宿泊した日本人観光客数が、2017年1月期-8月期の8か月間における前年度比で増加したことがテサロニキ・ホテル業協会の発表により明らかになった。
国籍別の宿泊客数の増加率において、前年度2016年度同時期と比較した2017年の日本人観光客の増加率は71.70%で第6位を占めており、その数は2016年の1,742人から2017年では2,991人まで増加している。
観光業界の関係者によれば、観光を目的にテサロニキをはじめとしたギリシャ各地を訪れる日本人観光客数は増加傾向にあるという。
今年6月には駐日ギリシャ大使館の主催により、日本の観光業の関係者40名あまりを招いてこれまで日本で紹介される機会の少なかったテサロニキをはじめペラ、ヴェルギナ、ナウサ、メツォボ、カバラといったギリシャ北部各都市の観光スポットの魅力を紹介するセミナーが開催されており、その効果が数字としても表れているものとみられている。