ギリシャの民間労組連合・ギリシャ労働総同盟(GSEE)の研究機関であるGSEE労働研究所は7月31日(月)2017年7月時点における調査結果を発表した。
この調査結果によれば、ギリシャで宿泊業や飲食業をはじめとした観光業に直接的に携わる人の割合は雇用全体の15.5%を占めており、直接・間接を含めた合計では雇用全体の33%から39%を占めているという。
主要空港への到着客数が増加傾向を示すなどギリシャの観光業が回復傾向を示す中で、観光客の平均滞在日数は10.7日(2005年)から6.9日(2016年)と減少傾向にあり、また1回当たりの旅行に費やす費用は745.7 ユーロ(2005年)から470.5ユーロ(2016年)と 引き締め傾向にあるという。