ギリシャ・ランティモス監督の最新作、カンヌで脚本賞(Video)

5月28日(日)に行われた2017年の第70回カンヌ国際映画祭の授賞式で、ギリシャのヨルゴス・ランティモス監督の最新作「The killing of a sacred deer(原題)」が脚本賞(ヨルゴス・ランティモス、エフシミス・フィリップ)を獲得した。

2015年の第68回カンヌ国際映画祭で審査員賞を獲得した前作「ロブスター」、2009年の第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを獲得した「籠の中の乙女」に続き、ランティモス監督のカンヌでの受賞はこれで3度目。今作でもランティモス監督はエフシミス・フィリップと共同で脚本を執筆している。

今作では「ロブスター」の主人公デヴィッド役で鮮烈な印象を残したコリン・ファレルが再びカリスマ外科医・スティーヴン役で主演。またアンナ役で出演したニコール・キッドマンは今年のカンヌで第70回記念賞(70TH ANNIVERSARY PRIZE)を獲得した。

日本での公開は未定。

 

永田 純子
永田 純子
(Junko Nagata) GreeceJapan.com 代表。またギリシャ語で日本各地の名所を紹介する  IAPONIA.GR, 英語で日本を紹介する JAPANbywebの共同創設者。

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