今年2017年の第70回カンヌ国際映画祭の出品作品が13日(木)発表され、ギリシャのヨルゴス・ランティモス監督の最新作「The killing of a sacred deer(原題)」がコンペティション部門に選出された。
コンペティション部門には18作品が選出。ランティモス監督のほか日本からは河瀬直美監督の「光」が選出されたほか、「ある視点」部門では日本の黒沢清監督の「散歩する侵略者」が、またコンペティション外では三池崇史監督の「無限の住人」が上映される予定。
「The killing of a sacred deer(原題)」でランティモス監督は再びエフシミス・フィリップと組み脚本を執筆。ニコール・キッドマンとコリン・ファレルが出演する今作も、2015年の第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で審査員賞を獲得した前作「ロブスター」に続く受賞が期待される。
第70回カンヌ国際映画祭は2017年5月17日(水)から28日(日)まで開催される。