米バイアコム(Viacom)社は27日(月)公式サイトでギリシャ系アメリカ人のジム・ヤノプロス(Jim Gianopulos)が2017年4月3日(月)付で米パラマウント・ピクチャーズのチェアマン兼CEOに就任することを発表した。
エンターテイメントの世界において長年に渡る輝かしい経歴を持つヤノプロス氏はアメリカ・ニューヨーク生まれ。
2016年まで20世紀フォックス・インターナショナルのチェアマン兼CΕΟとして、「アバター」「X-Men」シリーズをはじめ、最近では「デッドプール」といったヒット作を手掛けた敏腕の映画人として知られている。
アメリカのエンターテイメント界では昔から数多くのギリシャ系・ギリシャ人が活躍しているが、ギリシャ系アメリカ人2世のヤノプロス氏の先達とでもいうべき人物として有名なスピロス・P・スクーラス(1893 – 1971)は、1942年(昭和17年)から1962年(昭和37年)までの20年間にわたって20世紀フォックス社のCEOとして活躍、アメリカの映画界に大きな功績を残した。