City Mayors Foundationが主催して世界中の市長から最も優れた市長を選出する「World Mayor (ワールド・メイヤー)2016」の最終候補者として、ギリシャ・アテネ市のヨルゴス・カミニス市長とレスボス市のスピロス・ガリノス市長が選出されたことがわかった。
カミニス市長は1954年7月15日生まれの今年62歳。2010年の選挙でニキータス・カクラマニス前市長を破り初めてアテネ市長に就任。続く2014年の選挙では現職ならではの知名度を生かし再当選、現在2期目。
またガリノス市長は2014年の選挙で初当選しレスボス市長に就任。難民問題の最前線のレスボス島の市長として活躍を続けている。
現在最終候補者としてショートリストに掲載されている世界各国の15名の市長の中から、2017年1月末にる「World Mayor (ワールド・メイヤー)2016」が1名選出されることになる。
「ワールド・メイヤー」は自治体・国内・国際レベルで市民に貢献した市長を顕彰する目的で2004年から隔年で開催されているもので、2005年にはギリシャからアテネ市長ドーラ・バコヤンニ氏が選出されている。今年2016年の一次選考リスト(ロングリスト)には日本から静岡県・浜松市の鈴木康友市長が選出されていたが、惜しくも、最終選考リストには選出されなかった。