
2016年2月1日(月)から、ギリシャの公共交通機関で運賃の値上げが行われる。今回の値上げは、昨年2015年7月20日(月)から実施された付加価値税の増税によるもので、税率の上げ幅は13%から23%。
これまで1.20ユーロ(約158円)だった地下鉄・トラム・空港バスを除く路線バス・トローリーバスで有効な1回乗車券が1.40ユーロ(約185円)に改定される。
なお、学生などを対象とした割引乗車券はこれまで通り60セント(約80円)に据え置かれる。この運賃改定に伴い、これまで70分間であった1回乗車券の有効時間が90分間に延長される。
観光客に影響の大きい改定後の運賃は以下のとおり。
・1回乗車券(※空港線除く) / 1.4ユーロ
・空港線エクスプレスバス(片道) / 6ユーロ
・3日間観光乗車券(※空港-市内1往復含む) / 22ユーロ
・地下鉄空港線(1名・片道) / 10ユーロ
・地下鉄空港線(2名・片道) / 18ユーロ
・地下鉄空港線(3名・片道) / 24ユーロ
・地下鉄空港線(1名・往復) / 18ユーロ
なお、空港線を除いて有効な30ユーロ(約3,960円)の1カ月定期ならびに85ユーロ(約11,210円)の3カ月定期の運賃は現行のまま据え置かれる。